「茶番はさておきまして、何歌う?」「茶番って何さ茶番って!私の配信者生命がかかってたんだよ?綺麗に燃え尽きるところだったんだよ?」「おじさん構文歌おっか。あかねママはおじさん側ね!」「そんな……私はどこまでもネタ枠なのか。どうしてこうなってしまったんだ!私は清楚枠のはずだったのに!」「草ァ。」――ホントの清楚は自分で清楚って言わない定期――俺らもあかねちゃんは清楚だと思ってたのにどこで道を間違えたんだろうな――YURAちゃんとコラボしてない時はちゃんと清楚なんだけどね――でもYURAちゃんとコラボしてる時のあかねちゃんはどう見たってイロモノ枠――あーこりゃまた不思議なこともあるもんだ◇◇――こいつらちゃんと歌うの上手いんよなぁ――それな、歌うま勢が全力でネタに走ってるのってめっちゃ反応に困る――こういう時、どんな顔すればいいのか分からないの――俺はあんまりアニメとか見ないからよくわかんないんだけど笑えばいいと思うよ「さてと、かれこれ六曲も歌ったわけだけど、そろそろみんなのお待ちかねの自律神経絶頂反応に移りますかね。正直私は喉が疲れたからもう歌いたくない!というわけでノリで話すからあかねママは私に合わせてね!」 「え?ちょっと待っ……」――YURAちゃんって人を振り回すの上手すぎひん?――なんだかんだあかねちゃんも楽しそうだし良きかな良きかな――あかねちゃんとYURAちゃんのノリで始まったシチュボはどんな感じになるんだろう――秒でグダると思う。あかねちゃんアドリブ苦手だし――あかねちゃんのアドリブの件は否定のしょうがないね。でもまぁYURAちゃんが上手いことやるんじゃない?――だといいけど……YURAちゃんっていたずらっ子だからテンパってるあかねちゃん見て楽しまないとも言いきれないというか……「あ、相手は男性想定ね?じゃあいっきまーす!あ、お兄さんお仕事お疲れ様です。今日は早いんですね。ん?なんで家にいるのかって?お兄さんのお母さんに頼まれたんですよ。家事はろくにできないから毎日外食か出前で食事を済ませているからたまにで良いからめんどうをみてやってくれって。お姉ちゃんも一緒に来てるんですよ?今ちょうど買い出しに……」
「きゃー初対面の酔っ払いに絡まれるー!ピーーなことよやピーーなことされちゃうー!」 「え、ちょっマジでやめろ。」 「やーいやーい!絵面犯罪者ー!」 「や、やめろー!」 ――ガチ草 ――これはちょっと擁護のしようがない ――初対面の幼女を自宅に連れ込んだ挙句飲酒してだる絡み。うーん黒っすね ――アウトー ――あかねちゃん、君のことは忘れないよ ――もしもしポリスメーン? ――あかねちゃん……自首、しょっか このコント楽しい。やっばいクセになりそう。 「味方がいない……だと?」 「強いて言えば少しでもあかねママの罪を軽くしようと自首を進めてる人が味方なんじゃないかな。知らんけど。」 「酷いよ、みんな酷すぎるよ!」 「緊張を和らげるために飲んだんだろうけどさ、私未成年なんだよね。言いたいこと、わかる?」 「すんませんした。」 「よし、許す。それじゃそろそろタイトルコール言ってみよ〜!今回やっていくのは〜?特にすることないからあかねママの家の設備使い倒してみた!」 「もしかしなくても今考えた?一週間あったよね?」 「今考えました。さーせん。これに関しては私が悪いわ。悪いは悪いんだけどさぁ。あかねママは大人だよね?私は一応幼女なんだから大人としてもうちょっとしっかりしてくれると助かるかな?」 マジで今のところ酒に頼ってる人だからね?もうちょっと頑張ろ?良いとこ見せて? 「家の設備かぁ……とりあえず歌っとく?自律神経絶頂反応でもいいけど休日の昼間っからなんか違うし。」 おいコラあかねママ、目逸らしてんじゃねぇよ。でもまぁいいよ。あかねママはそういう人だったってことでしょ?ちょっとこれからの付き合い方を考え直さなきゃいけないみたいだよ。 「そうだね。自律神経絶頂反応は歌がひと段落したらにしよっか。」 「やめて!そんな冷めた目で見ないで!心底失望したみたいな目で私を見るなー!」 「草」 「草じゃないが!?」 ――こいつら仲良しかよ ――仲良しだが? ――なお初対面 ――長年コンビ組んでたくらいの掛け合いで草 ――おーい企画ー! ――てか自律神経絶頂反応、自律神経絶頂反応っていちいち長いんだよ!ASMRと言えASMRと! ――あ、それASMRのことだったんか ――ほらー!伝わってない人もいる! き、気
「はいどうも〜!YURAちゃんのママやってる狐火あかねです!そしてそして〜!」え?どしたん?「狐火さん狐火さん、急にそんなテンション上げてどうしたんですか?」――あかねちゃん!?――え?なんか変なものでも食べた?――YURAちゃんもちょっと引いてるやんwww「ほらほら〜!じ・こ・しょ・う・か・い!」「あ、はい。前世の経験を活かして世界征服を目論む最つよVTuberのYURAです!今日はオフコラボということで緊張もありますが、精一杯頑張らせていただきます!」「ちょっとYURAちゃ〜ん!固い、固すぎるよ!建付けの悪い引き戸くらい動きが固いよ!もっと肩の力抜いてこうよぉ。と、いうわけでオフコラボやっていくどー!」「や、やっていくどー!ってマジでどうしたんです?」「私もね、こうやって今YURAちゃんとオフコラボできてることに感慨深いものがあるわけですよ。」「お、おう……。」「大学三年生ともなると周りが就職に向けて動き始めるんですよ。かくいう私もこの配信活動をすっぱり辞めて就活に専念しようかとも考えてたんですよ。私は初配信でスタートダッシュを決められなかったのもあって大学卒業後も配信を続けていくビジョンが見えなかったので。」いやいやいや、何言ってんの?私がイレギュラーなだけで新人VTuberはそんなもんだってば。むしろ多い方だったよ?だからこそ私は見つけられたんだよ?キラキラした面ばっかり見て憧れて目指してたんならそのギャップに苦しむよね。「続けたところでなんの成果も得られず、後にも引けずでズルズル行くだけなんじゃないかって思ってたんですよ。それじゃ色々手伝ってくれていた両親に申し訳がないので別の道に進もうかと考えてた時に来たのがYURAちゃんからのコラボの誘いだったんで
「おぉ〜!女子力!!」 「え?どういう感想?」 あかねママが怪訝な表情をしているけど、気にしないことにする。ママは常識人キャラだからね。しょうがない。転生者とかいう常識の埒外にいる私と一緒にいるのだ。そんな顔になるのも仕方ないだろうし、実際コラボの時もよくそんな表情をしていた。 皆も理解しているとは思うけど、私がいっつもよく分かんない行動をしているからあかねママに呆れられてるみたいな勘違いはしないように。いいね? あかねママのお家は白を基調とした清潔感のある部屋で要所要所でピンクが取り入れられている。小物も猫や羊といった可愛らしい動物の意匠が施されており非常に可愛い。 あかねママことゆかりさんの圧倒的女子力に恐れおののいている裏でゆかりさんは更なる女子力を発揮しようとしていた。 「ねぇ由良ちゃん、ダージリンにお砂糖いる?」 「あ、お願いします。」 お紅茶ですと!?しかもめっちゃ手馴れてるし。いやね、私も出来ないこともないんだよ?前世で一時期ハマってたから一応一通りできはする。なんて言えばいいのかなぁ〜立ち振る舞いから良いとこの御令嬢感が滲み出てるんだよね。育ちの良さが違いすぎて太刀打ちできない……。養殖ものの上品さと天然ものの上品さってこんな違うもんだね。 そうこうしてる間に紅茶が出来たみたいだ。 「うんまっ!深みのある味わいで、上品ですね。」 やっぱり私の養殖もののお上品さはダメみたいだ。ふとした瞬間に素が出てしまう。それを当然として習慣の中で身に付いた本物には敵わない。需要があるかはともかく披露する機会があるかもしれないし見習おう。格付けチェック的なサムシングがあるかもしれないし、こういう教養はあって損をする類のものでもないからね。 「無理しなくていいんだよ?」 失礼な! 「無理してないやい!」 ほんとだもん!私無理してないもん!あかねママのお上品さに対抗して意識的にお上品にしようとか思ってないもん!私の内なるお嬢様オーラだもん! 「馬鹿なことしてないでそろそろ配信の準備しよっか。」 「そうだね。」 「配信部屋はこっちだから着いてきて〜!」 「はーい!」 着いていった先であかねママが重厚そうな扉を静かに開ける。そこには見るからに高価そうな機材が並んでいた。 「
001:名無しのお兄ちゃんID:sgPagmKmJ34本スレは個人VTuberのYURAちゃんを応援するスレです。YURAちゃん以外の話題は極力控えてください。また、アンチには反応せず静かに通報ボタンを押しましょう。 ・スレを立てるときは先頭に「!extend:―――――――――――――」を三行入れる。・次スレは>>800が立てること。無理なら代理を頼むか踏まないこと。・各種サイトへの転載禁止。◇◇245:名無しのお姉ちゃんID: pgDmgMmg73なんか面白い情報プリーズ246:名無しのお兄ちゃんID:gMmpwgmM46そんな都合よくあるわけないだろ247:名無しのロリコンID: NjgNgaMg41>>246ところがどっこいあるんだなこれが248:名無しお姉ちゃんID: sgPmKmJ34知ってるのか雷電!249:名無しのロリコンID: NjgNgaMg41YURAちゃんをイメージした曲のメロディは粗方完成したから作詞に協力してくれ。入れた方が良いと思う言葉を教えて欲しい。まとめて一覧作ってくれたら尚嬉しい。俺は大学行ってくる。頼んだぞ。音源のリンクはこれだ。つhttps://youtu.be/patmtdgatmpwm250:名無しのお姉ちゃんID:pgDmgMmg73は?ぬなめさん!?想像より大事で草枯れ散らかすんですが……251:名無しのお兄ちゃんID:agjGjgMjgm46お前の始めた物語だろう?252:名無しのお姉ちゃんID: pgDmgMmg73違う!私は始めてない!のぬめPが勝手に始めただけだってば!なんなんだあの人フッ軽かよ!253:名無しのお兄ちゃんID:dAmWjjmjpCd21いやまぁ確かにアレは事故かwww254:名無しのお兄ちゃんID: gMmpwgmM46何気なく話題ない?って聞いたら有名ボカロPのイメージソング作成計画を聞かされた件。255:名無しお姉ちゃんID: sgPmKhagmJ34ガチ草256:名無しのお姉ちゃんID:pgDmgMmg73よーし案だすどー257:名無しのロリコンID: NjgNgaMg41いい案出た〜?258:名無しのお兄ちゃんID:agjGjgMjgm46まだに決まってんだろうが!お前講義どうしたん
背景天国のお母様。すいません拝啓を誤字りました。背景が天国のお母様ってグリーンバックで合成でもすんのかいってね!すいません。ほんとにすいません。あの、もう一回最初からやることって……あ、ダメっすか。そうっすか……。 (あかねママの住むマンションに)来た。(マンションの高さを)見た。でっか!え、でっか……。 「ほら、女の子の一人暮らしって防犯面とか不安じゃない?だから防犯しっかりしたとこに住みたくてさ。」 すっげぇ……防犯しっかりしたところに住みたいな!からの高層マンション住みは近いようで結構遠いところにあるわよ。あぁ動揺し過ぎてまた変な語尾に……。 【誤字ったのもしれっと本文に組み込んでないで直しなよ。】 うるさいバカ!にしてもほんとに立派な双ky……じゃなくてマンションだなぁ。視界が埋まっちまうぜ。 ちなみにあかねママは何階? 「ちなみにあかねママは何カッp……」 おっと、私としたことがつい言い間違えちまったぜ。 「由良ちゃん?」 「……。」 あぁ〜やばい状況が状況なせいであかねママの顔見れないよ。絶対怒ってるよなぁ。 「由良ちゃん?」 「さーせんした。あかねママが住んでるのが何階なのか気になって"ちなみにあかねママは何階?"って聞こうと思ったらマンションを見上げてた私の視界の端に立派なものが見えたものでつい……ね?」 「ふ〜ん……で、どっち知りたい?」 「カップ数で!」 その質問に私は即答をしていた。普通にセクハラだろだとか初対面で聞くとか終わってんだろとかそんな理屈はもう私の中には無かったんだ。心の悪魔の声すらも振り切って。ただ本能のままに。故に……。 「カップ数で!」 私の目算だとC……いやDか。でも今日ゆったりした服だし目算は無理があるか。 「二回目言わなくていいってば!ちゃんと聞こえてはいるから!即答されたことに戸惑いを隠せないだけだから!」 「…………ゴクリッ」 男性諸君よ、君たちが聞きたくても聞けない質問をこの私が代わりに聞いて進ぜよう。 「こんなくっだらない質問で緊張感持たせないで?こんな脂肪の塊の何がそんなに気になるの?チナミニエフ。」 ま、ママ!? 「!?……あかねママが脂肪の塊と言うソレには男の夢と希望が詰まってるんです!!」 き、着痩せするタイプだと!?やはりあか